
ずっと読みたい海外作品があるんだけど、一向に翻訳されないんだよおおおおおおおお!!
まだ日本語訳が出ていない海外の作品を読んでみたいなって思ったこと、ありませんか?
昔は翻訳サイトに頼って時間をかけて訳すしかなかったけど、その精度が微妙で、話の内容がなかなか頭に入ってきませんでした。
でも、今はAIがある!
この記事では、実際に私がAIを活用して海外作品を読む方法をシェアします。
興味がある方は、ぜひ最後までチェックしてください。
今回翻訳する作品について



私の読みたい作品はこれ!
オンラインゲーム『テイルズウィーバー』の原作小説・第3部です。
前作『ルーンの子供たち』第2部最終巻の日本語訳が発売されたのが、2008年3月1日。
あれからずーっと、ファンとしては続編を待ち続けていました。
そして、ついに2018年に第三部が発表され、歓喜の声を上げました!



だけど…待てど暮せど日本語訳が出ないんですよね…
自分で翻訳しろってことかな?
試しにGoogle翻訳を使ってみたけど、訳が微妙で内容がしっかり頭に入ってこない。
読みたいのに読めない…そんなつらい時代を過ごしてきた私に、一筋の光が差し込みました。
そう、AIです!
これを使えば、普通に読めるようになるんじゃない?
と言うわけで、今回はChatGPTを使って翻訳してみました。
必要なもの
- Google Chrome
…Googleレンズを使う為 - ChatGPT
…翻訳してもらうAI - kakaopageのアカウント
…読みたい作品のページを開くため。今回のケースのみ必要
私が読みたい作品は韓国のサイト「kakaopage」で公開されているため、今回はそれに沿った内容となっていますが、ネット上で公開されている他の作品でも同じ方法が使えると思います。



手元にある本でも、地道に写真を撮ったり、スキャンすれば、同様に対応できます
手順
ルーンの子供たちは韓国サイト「kakaopage」にて公開されています。


ログインし、読みたい話を開きます。
(ここではアカウントの作成方法については割愛します)


こちらがルーンの子供たち第三部の1話です。
ちなみにGoogle Chromeを使ってるので直接翻訳することもできます。


翻訳できるんですが…なんか日本語おかしいんですよね。
この文章で満足出来る方はここで完了です。
私は満足できないので進みます。
AIに持って行くには文章をコピーしないといけないので、まずはコピーしやすい形に直します。


画面右下の歯車アイコンをクリック。


すると画面表示を変更できる設定画面が出るので下のように変更します。




コピーしやすくなりました。
kakaopageはコピーできないようになっているようで、このままだとコピーできません。
そこでGoogleレンズを使います。


ブラウザ右上の「︙」を押して出てきたメニューから「Googleレンズで検索」をクリック。


コピーしたい箇所を囲って、「テキストを選択」をクリック。


「コピー」をクリックすると、文章をコピーすることが出来ます。
これをメモ帳などに貼り付けて、文章をつなぎ合わせます。
ChatGPTを開き、最初に指示文を入れてからコピーした韓国語の文章を貼り付けます。
私は「読みやすいように日本語訳にしてください」と指示しました。


そして翻訳されたのが以下の文章です。


Google翻訳では「女と探偵」と訳されてましたが、ChatGPTは「令嬢と探偵」と訳してくれました。
ChatGPTの方がストーリーに合ってます。
本文も読んでみた感じ、Google翻訳と比べると小説として読みやすい文章になってました。



ChatGPTのおかげでついに念願の第3部を読むことができました
翻訳がおかしい時
いくらChatGPTが優秀でも、どうしてもちょっとミスしちゃう部分はありますよね。
例えば、私の場合は「オルランヌ大公国」が『オウラン大公国』と訳されてしまいました。
こんなときは、具体的に「オルランヌ大公国に直してください」みたいに指示を出して、修正してもらっています。


こんな風に指示すれば、それ以降はちゃんと直して訳してくれます。
まとめ
Google翻訳ではイマイチだった海外作品の翻訳も、ChatGPTを使えばグッと読みやすくなります!
私がずっと読みたかったあの作品も、ChatGPTのおかげでついに読むことができました。
みなさんも、ChatGPTとGoogleレンズを活用して、海外作品をどんどん翻訳して楽しんでみてくださいね!





最新話が281話…
これから果てしない翻訳作業が始まります…
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