こんにちは、画像生成AIを楽しんでいるクマです
無料なのに高クオリティな画像が作れるLeonardo.AIをご存知ですか?
このツールの「Image Creation」では沢山のモデルやスタイルがあって、初めは「どれを選べばいいの?」と迷ってしまいますよね。
今回は、Leonardo.aiで使える13種類のモデルの特徴と実際の生成例をご紹介します。
『どのモデルを選べばいいの?』って悩んでいる方の参考になればと思います🎨
Leonardo.AIの各モデルの特徴と機能
Leonardo.AIには2025年1月現在、13種類の画像生成モデルがあります。
- Phoenix 1.0
- Phoenix 0.9
- Flux Dev
- Flux Schnell
- Anime
- Cinematic Kino
- Concept Art
- Graphic Design
- Illustrative Albedo
- Leonardo Lightning
- Lifelike Vision
- Portrait Perfect
- Stock Photography
各モデルで生成されたイラスト
それでは、各モデルで生成した画像を実際に比べてみましょう!
比較用の見本として当ブログのキャラクター、ベアちゃんを使って画像を生成しました。
スタイルの設定は、各モデルを選択した時点で自動的に適用されるデフォルトの設定をそのまま使用してます。
プロンプトはPerplexity AIに作ってもらいました。
Fantasy style, detailed illustration, vibrant colors, young girl, witch costume, bear ears, magical atmosphere, holding paper, dynamic pose.
Subject: Young girl with short brown bob hair, round glasses, holding a paper with ‘iromo’ written on it, in a dynamic pose
Outfit: Black witch hat with brown bear ears, black cloak, red neck ribbon, white long-sleeved blouse, brown skirt, opaque black tights, brown boots
Atmosphere: Magical sparkles and glitter surrounding the girl, creating a mystical ambiance
Style: Detailed fantasy illustration with vibrant colors
Pose: Dynamic, energetic stance suggesting movement or action
上記のプロンプトで生成した画像を以下に掲載していきます。
Phoenix 1.0
最新の基盤モデルで、高いプロンプト遵守性と優れたテキスト生成能力を持ち、高品質な画像を生成します。
Perplexity.AI
消費トークンは24です。
スタイルはDynamic
さすが最新モデルなだけあって、プロンプトの再現性が高いですね。
テキストにも強いらしく、4枚とも「iromo」と書かれた紙をちゃんと持ってくれました。
Phoenix 1.0の他のスタイルについてはこちらの記事で画像付きで解説しています。
Phoenix 0.9
Phoenix 1.0の前身で、基本機能は同様ですが、全体的な品質は1.0よりやや劣ります。
Perplexity.AI
消費トークンは24。
スタイルはDynamic
品質は1.0よりやや劣るとのことですが、今回の例では劣ってるようには感じられませんでした。
2番目の画像の、紙を持つ手がホラーになったけど
Flux Dev
高精度で高品質な画像生成に特化しており、プロフェッショナルな用途に適しています。
Perplexity.AI
消費トークンは40。
スタイルはDynamic
一昔前のアニメのような絵柄になりました。
トークン40も消費されてこれでは、あんまり利用することはないかも?
Flux Devの他のスタイルについてはこちらの記事で画像付きで解説しています。
Flux Schnell
高速画像生成に特化したモデルで、アイデア出しや時間制約のあるプロジェクトに最適です。
Perplexity.AI
消費トークンは10。
スタイルはDynamic
これもまた一昔前のアニメのような絵柄になりました。
あと魔法が他のモデルに比べて随分ファンシー。
「iromo」と書かれた紙もしっかり持ってくれてます。
右下にヤバそうな文字が出てる画像が⋯
Anime
アニメスタイルの画像生成に特化したモデルで、手描きイラスト風の画像を生成します。
Perplexity.AI
消費トークンは10。
スタイルはAnime General
日本のアニメのような絵柄で、個人的に一番好みのモデルです。
Animeモデルの他のスタイルについてはこちらで解説しています。
Cinematic Kino
映画のような雰囲気の画像を生成します。ドラマチックな照明と構図が特徴です。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはCinematic
Concept Art
コンセプトアート向けのモデルで、想像力豊かで詳細な未来的なデザインや環境を生成します。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはCharactor Sheet
Graphic Design
グラフィックデザイン向けのモデルで、ロゴ、ポスター、広告などのデザイン要素を生成します。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはGraphic Design 2D
Graphic Designモデルの他のスタイルについてはこちらで解説しています。
Illustrative Albedo
イラスト風の画像を生成します。手描き感のある柔らかい質感が特徴です。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはIllustration
Illustrative Albedoモデルの他のスタイルについてはこちらで解説しています。
Leonardo Lightning
高速な画像生成が特徴で、他のモデルの2〜3倍のスピードで画像を生成します。
Perplexity.AI
消費トークンは10。
スタイルはDynamic
Lifelike Vision
写実的な画像を生成します。細部まで精密に描写された現実的な画像が特徴です。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはDynamic
Portrait Perfect
人物ポートレート向けのモデルで、自然で魅力的な人物画像を生成します。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはPortrait Cinematic
Stock Photography
ストック写真風の画像を生成します。汎用性の高い、商用利用可能な画像が特徴です。
Perplexity.AI
消費トークンは14。
スタイルはStock Photo
まとめ
同じプロンプトでも、モデルが違うだけでこれだけ生成される画像が変化します。
適切なモデルを選択して、Leonardo.AIでの画像生成を楽しんでみてくださいね!
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